Date:March 20, 2015  Edit:May 13, 2015

<登壇者> 上司・部下の関係にある社員 2名

   S ( 取締役 営業統括 )

2002年、新卒1期生としてFITSに入社。

FITSに内定後、大学生時代からアルバイトとして一年間、FITSで働いていた。

入社後は、国内・海外問わず販路拡大に奔走。
2012年には取締役に就任。営業部を統括。

現在は、グローバル戦略として、オリジナル商品の海外輸出、及び、訪日観光客向け “インバウンド” 戦略の陣頭指揮をとっている。

   U ( 営業部 )

2011年新卒入社、入社4年目。
大手金融機関に内定をもらっていたものの、最終的には学生時代にインターンをしていたFITSへと入社を決める。
現在は、営業としてブランドショップ・香水専門店を担当。

<「上司」と「部下」のリアルな関係

Q : お二人にとって、“上司”とはまずどんな存在ですか?

S : 入社一年目の自分にとっての上司は “神様”と思えるぐらい差を感じる存在でした。

 1つ2つ上の上司をみても、こんな風になれるのかな?いや、なれないだろうな…なんてネガティブに考えていました。自分がどれだけ出来ていないかを痛感して、一生この差が埋まらないんじゃないかと不安になりましたね。

 でもその後、2年目には自分が上司になります。神様のような存在だった上司にいざ自分がなるって時に、どうしよう!?なんでも出来て完璧じゃないといけないんじゃないか、お尻を拭ってあげて、何でも手助けしてやれなければいけないんじゃないか?と思っていました。

 実際、その時は「完璧」を求めて仕事をしていましたが、完璧を求めるのってすごく辛いんですよね。サークルや部活などのコミュニティーで、対等だから上手くいくことってありません?僕は、“上司”という意識で自分にも後輩にも完璧を求めてしまって、失敗しました。それからは常にイーブンな関係で後輩と接するようにしています。彼(U)とは10歳以上の差がありますが、対等な気持ちで向き合うことが上司にとって大切だと思っています。

U : 上司という存在は、昔も今も “ライバル” だと思っています。

 Sさんに対しても、「いつでも僕が寝首を掻いてやるんで」って言うぐらい。生意気な後輩だったと思います。でも実際、そんなことを言っても上司って怖いんですよ。たぶんみんなが思っている以上に!(笑) それでも今なお勝手にライバルだと思っていて、「追い付きたい、追い越したい!」と思っている存在です。

Q : お二人は、どんな関係性を築かれてきたんですか?

U : とても生意気だった僕を可愛がってくれた上司がSさんでした。

 入社した時、僕は「三年目までにマネージャーになります」と大口をたたいていたんですよ。多くの人は「生意気だな、こいつ」みたいに思ったと思うんですが、Sさんはそんな僕を可愛がってくれた上司でした。

S : 周りは正直ひいてましたけどね。(笑) 

僕は支えてやりたいなと思いましたね。

 Uはそれこそ「上司の寝首を掻く」とか、いろいろ周りに噛みつくような発言をしていたんですよ。でもそういうのは言葉の問題で、実際は皆さんの中にもそういう要素を持っている人がいると思うんです。隠しているかどうかの問題だけで。社会に出て「成り上がりたい、出世したい、成功したい」という気持ちが、彼の場合には寝首を掻くという表現になって出てきただけだと思っていて、だからむしろそれをストレートに表現している彼を、僕は可愛いなと思っていました。もっと言えば、生意気というのは、上を目指しているから生意気なんだと思うんですよ。だからその向上心は、とても魅力的に感じましたね。

Q : お互いに関わる中で、何か変化はありましたか?

U : 僕は空気が読めない奴で、仕事が終わったらすぐに帰るし、

   忘年会や会社の飲み会とかにも一切参加しない人間だったんですよ。

 ただあるとき、営業成績が悪くて自分が落ち込んでいた時期に、Hさんっていう上司の人に 「慰めてあげるから、うちに来いよ」と家に呼んでいただいて、奥さんの料理まで食べさせていただいたんです。さらにその後には、家に泊めていただいたりもして、その時はじめて自分一人で仕事をしても楽しくない、一人で何かやろうとしても大きなことは何もできないんだと気づきました。

 その後は、自分を少しずつ変えていこうと思って、Sさんを自分が大学時代に所属していたバスケサークルの集まりに誘って、一緒にバスケをしたりと、関わり方が変わっていきました。

H : そこにいた彼は会社での彼とは大きく違って、

   それぞれをニックネームで呼び合って、

   本当にのびのびとバスケを楽しんでる彼がいたんですよ。

 こうやって自分から僕をバスケに誘ってくれたことは単純にとても嬉しかったですし、彼に対して改めて興味を持つようになりました。彼との関わり方が変わるいいきっかけになったと思います。

< 「上司」と「部下」の理想の関係とは?

S : 僕は「上司でいる」というのは嫌いなので、お互い対等に向き合うようにしています。

 ただチャンスを提供するようにはしています。上司としてというよりもFITSの人として。そして、そのときその人にとって何がチャンスなのかは、お互いの目指すものをきちんと共有し、その目標のためになっているのかということを確認した上で、判断するようにしています。

U : お互いのゴールが同じであれば、周りからは噛みついているように見えても、

   ぶつかり合える上司と部下の関係が僕には気持ちいいです。

 見る目線が同じで、同じゴールを目指していると(上司とも)仕事がやりやすいですし、お互いの本気度も感じられます。それに、上司だから正しいっていうこともないと思っているので、対等にぶつかり合える関係がいいですね。

< 質疑応答

Q : 上司や部下でどうしても性格が合わない人がいたらどうしますか?

U : 実際に合わない人は結構いっぱいいます。

 それは上司だけではなくて、お取引先さんとかでも合わない人はいます。なんとか上手くやろうとしてもどうしても上手くかみ合わない人がいた場合は、上司に相談します。僕にはラッキーなことに、Sさん含め相談できる人がいますので。

S : 自分で無理にやろうとするよりは、

   合わないなと思ったら他の人にお願いしたりもします。

 完璧な人はいないし、お互いに不完全なので、無理に自分がやるのではなく、相手に合わせて何かを変えたり、他の可能性を考えることも大切です。自分が自分が…と考えるほど空回りすることも多いと思います。

Q :(Uさんへ)飲み会に参加するようになって営業の仕方は変わりましたか?

U : すっごい変わりました!

 最初は自分だけで営業に行って、とってきたぞー!みたいな感じにしたかったんですけど、飲み会に行くことでみんなも自分のことを信用してくれているなと実感できるようになってからは、みんなで商談に行くことがとても増えました。

Q : 男性に比べ女性の方が上司に意見しづらそうだなと思うのですが、

   女性から意見するときのポイントは、何かありますか?

S : そもそもの前提として、FITSは女性の方が強いです。(笑)

 女性の方が優秀な人も多いと個人的には感じていますし、大丈夫だと思います。(笑)  (※FITSでは、マネージャーにおける女性の割合も50%を超えています)

Q : なぜ『3年』でマネージャーをまず目標にされたんですか?

   お二人はどういったことをこの先目標とされているんですか?

U : FITSで一番すごい男になる。

 なぜ「3年」だったのかと言われると、FITSに誘ってくれた先輩に、「3年は絶対に働けよ、3年本気で働いたら何かしらの成果が出るから。」と言われて入社したからです。それでどうなるとかっていうのは正直あまり考えていませんでした。

 今は、何を基準にとかっていうのはないんですが、色々な部分でFITSのNO.1になることが目標ですね。

S : いつか必ず「消費税超えたね」って言いたいんですよ。

 FITSの共通の目標は『世界に香りの文化を広げ、豊かさが香るモノづくりをしていく』ことであって、『Uくんが3年でマネージャーになる』ということではないんですよ。でもそのためには、彼も含めてうちの社員が3年でマネージャーになるくらいの勢いがあると、会社の成功の第一歩を踏めるよね、ということだと思っています。僕にとしては、その上で初めて国内のことを彼らに任せられるようになって、それで初めて自分は海外に関して、1プレーヤーとして新規事業をすることが出来るからです。

 もっと具体的な会社の目標として、まずは国内の化粧品業界の売上に占めるフレグランス商品の売上の割合を拡大したいという目標があります。約3%しかないフレグランスのシェアを消費税率より高い数字にしたいんです。ただ最初は3%だった消費税がいまや 5%、8%、10%…とどんどん上がってきちゃってて。(笑) この成長曲線に負けていることにムカついてるんです!

ご来場ありがとうございました!またのお越しをお待ちしています!

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