<プロフィール>
人事採用責任者 寺嶋 健介(てらしま けんすけ)
人材系企業からFITSの管理部に中途で入社。
家では飼っている2匹の猫と戯れるのが楽しみ。
<編集>
フィッツコーポレーション2021年内定者 山岡 颯汰(やまおか そうた)
「100人いれば100通りの明日も行きたくなる会社がある」
これは説明選考会の最中にいつも寺嶋さんが言ってることだ。
そんな寺嶋さんにとっての「明日も行きたくなる会社とは?」と尋ねると
「自分が成長し続けられる環境かどうか。いつも言っているけど仕事が楽しいと人生が楽しいと思っていて、僕が楽しさを感じるのは成長を実感する瞬間だよ。」と答えた。
こんな想いを抱いている人事責任者がどんなキャリアを歩んできたかということから、フィッツコーポレーションの採用についてこの記事では紐解いていく。

<1.「やりたいことが見つかった」FITSへ転職してきたワケ>
-山岡-
寺嶋さんはFITSに入社する以前は大手保険会社やリクルートに在籍していたと聞いています。それぞれどういった経緯で入社されたのでしょうか?
-寺嶋-
新卒で入社したのは大手保険会社でした。当時はあまり働くことについてイメージが湧いていなくて「自分自身が商材となるような業界が良い」と思い、金融やコンサルを見ていました。でも正直、同じ業界のそれぞれの会社の違いがわからなかったのでたくさんOB訪問をして「人」という軸で一番共感できた会社へ入社しました。
ファーストキャリアとしての選択肢が間違いだったとは思いませんが、今後のキャリアの終着点が見えた時に、もう一度成長曲線を大きくしたいと思い、5年目で転職を決意しました。転職活動の軸は一つ。「一番成長出来る会社」。自分に足りないと感じていた【0から1を作り出す】力を身に着けられる企業を探しました。この軸が明確になった点でも1社目のキャリアは必要だったのかもしれません(笑)。結果的に「一番成長できそうな会社」の軸に一番合っていると感じたリクルートに転職しました。
-山岡-
その後、FITSに転職してきたと思うのですが「やりたいこと」は見つかったのでしょうか?
-寺嶋-
見つかりました!
元々、経営には興味があったのですがその中でも「人・組織の力を強めることで会社を強くしていきたい」という軸が明確になりました。そして、リクルートと共通して「自分たちのやっている事業に対して誇りを持っているな」と強く感じたFITSへの転職を決意しました。
<2.FITSの採用像を教えていただけますか?>
-山岡-
FITSの「採用像」を教えてください!
-寺嶋-
採用像を言語化すると明確なものが
・FITSの企業理念・ヴィジョン・文化に共感してくれる人
・人を巻き込んで大きなパワーを発揮したいと思っている人
この2つかなと思います。
「香水が好き」「化粧品が好き」というのではなくて、「香り」を通じて「世界をときめかせたい」「世界にワクワクを届けたい」ということに本気で共感できるかということが第一条件だと思います。
-山岡-
では、寺嶋さん個人として「一緒に働きたい人」とはどんな人でしょうか?
-寺嶋-
当社では「FITSらしさ」という視点を採用時には大切にしていますが、私個人としてはその観点に加えて、今いる社員には無い視点をもっている、言い換えると「FITSに刺激を与えてくれる」ような学生を採用したいとも思っています。なぜなら、新しいマーケットを創っていきたいと考えている当社に、今と同じような人が集まるだけでなく、現在とは違うインパクトを与えたいと思っているからです。だからこそ、自分は「今の社員にはない視点を持っている人、FITSに刺激を与えてくれる人」を採用したいと考えています。
では、それをどんな視点で見ているかというと1つは「エネルギー量の多さ」です。
私たちの事業は「正解がないもの」に対してどのくらいエネルギーをもって追いかけられるかということが大切になってきます。
走り方は人それぞれ違っても
「走るんだという強い気持ち」と「走り続けるんだという意思の強さ」
こういったことを大事にしています。
<3.「とにかくその人と向き合うこと」FITSの面接で大切にしていること>
-山岡-
FITSの面接の特徴はどういったところですか?
-寺嶋-
一般的に言う「自己PR」や「強み」みたいな準備できるものではなく「一人の人間として、その人がどんな人か」というところに向き合うところです。
先ほど申し上げた「エネルギーの総量」も、もちろんなのですが、面接では「本当にこの人と未来、一緒に働きたいのか?」ということをとても大切に見るようにしています。
なので、他の会社さんの面接に比べると少し距離感が近いように感じるかもしれませんね(笑)。
<4.就職活動中の学生さんに向けて!こんな視点を持ってほしいです>
-山岡-
現在、22卒の学生さんは特に様々な変化の中で就職活動をしていると思います。後悔しない意思決定をするためにどういった視点をもって就職活動をしていくと良いのかメッセージをお願いします!
-寺嶋-
現在、新型コロナウイルスによって世の中の価値観が大きく変化していると思います。その結果、求められるモノやサービスも大きく変化してきているといえます。
つまり、会社が現在行っている事業は変わっていく可能性があります。「商社が良い、銀行が良い」みたいな業界的な視点や「この会社のこういったサービスが良いんだよね」といったプロダクトの視点だけで会社選びをしてしまうと変化に戸惑ってしまうと思います。
なので、「企業理念やヴィジョン」のような「変わらないもの」に目を向けて「自分は本当にそれに共感できているのか?」といった視点がとても大切になってくると思います。
<インタビューを終えて>
説明選考会やインターンシップの司会を務める寺嶋さんは学生さんにとって最も身近なFITSの社員なのではないでしょうか?
そんな寺嶋さんは、短期インターンシップの場では学生の前で世間の流行りに乗った一芸を披露してくれるお茶目な方です。今年の冬のインターンシップでは「Nizi Project」で話題になったあのJ.Y.Park氏のモノマネを披露。
今後も膨れ上がっていく「寺嶋ワールド」を体感しに是非インターンシップに足を運んでみてください!