チームにおける心理的安全性の重要さ

―組織作り―

「あなたは組織において、どんな役割を果たしていますか?」

就活を始めると、面接で聞かれることの多い質問です。あなたはどう答えますか?

 

率先してリーダーを務めます。

チームの雰囲気を良くするムードメーカーです。

皆の意見を取り持ち、潤滑油のような役割を果たします。

 

様々な回答があると思いますが、面接官はこの質問で何を見ているのでしょうか。

大抵の組織ではチームによって業務を進めており、個人によって完遂される仕事はほとんどないといっても過言ではありません。あなたが社員として企業に入社すれば、必ず大なり小なり様々なチームに属して作業をする必要があるのです。しかし、複数の人間が集まるわけですから、当然意見の不一致やアイデアがまとまらないといった問題が生じるでしょう。そんなとき、あなたはどんな立ち回りをするのか。それを面接官は知りたいのです。

これは多くの方が既に理解していることかもしれませんが、では、皆さんが組織内である役割を果たすことで、チームにどんな影響が与えられているのか。ここまで考えたことはありますか?そもそも私たちがそれぞれ役割を担って目指すべき「良いチーム」とは何なのでしょうか。今日はこれについて考えてみたいと思います。

―良いチームとは?影響できている?―

ここでは良いチームを、効率的なチームと定義します。Googleリサーチチームによると(※)効率的なチームの条件とは相互信頼度が高く、業務の目的と個々のもたらす成果が明確であり、自分の仕事には意義があるとメンバー全員が思っていることだそうです。そしてこれらの条件は、「心理的安全性」のもとに成り立つと言われています。チームの心理的安全性とは、このメンバーは自分の発言をきちんと認めてくれるだろうということを表しています。つまり、こんな意見を言ったら否定されるかもしれない、これについて知らないと馬鹿にされるかもしれない、とヒヤヒヤしてしまっているようでは、良いチームにはなれません。新しいアイデアも出しづらいですし、メンバー同士のコミュニケーションが滞ってしまう大きな原因になります。

私はこの質問を面接でされたとき、「中立の立場に立って橋渡しのような役割を果たすことが多いです。」とよく答えていたのですが、実際は対立を恐れて風見鶏になってしまっていただけでした。自分の意見を臆することなく言えること、無知さを曝け出せること、そしてそれをお互いに許しあい認め合えると全員が理解していることが、効率的な「良いチーム」には欠かせないのです。

「あなたは組織において、どんな役割を果たしていますか?」

それぞれの個性が光る質問かと思いますが、どんな役割を果たしている人もまずはチームの心理的安全性を高めることを念頭に置きましょう。このお話を踏まえたうえで自己分析を進めてみると、今まで自分に足りなかったものが見えてくるかもしれません。あなたはきちんとメンバーに意見ができますか?実はそれ知りません、と臆することなく言えますか?もしくは、他人の意見に否定から入ることはありませんか?

チームにはどんな人間がいるかが重要なのではありません。一人ひとりがどのようにチームに働きかけているかが重要です。自分がどんな影響を周りに与えているか、良いチームへと導いてけいるのかを常に俯瞰的に考えるクセをつけてみてください。自分のチームはこれができているかな?と不安に思った方、この記事をすぐメンバーに共有してみましょう!

 

※参照:Google re:Work「効率的なチームとは何か」を知る

https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/identify-dynamics-of-effective-teams/

 

 

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