愛をもつ

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-愛を持ってほしい-

 

以前、START VENTURE FESTIVAL 2019に参加したのですが、そこで、とあるセッションの登壇者の一人であったSHOWROOM株式会社の前田さんが学生へのメッセージとして、「愛を持ってほしい」と仰っていました。

そして、この言葉の背景には、社会が変化していっている中で、人間の機能面というのは機械や人工知能に奪われていくけれど、感情面は決して奪われないということがあります。人間が人間に愛を持って接したり、自分の好きなことに情熱を注いで何かをするということも人間にしかできないから、愛を忘れずにもっていてほしいということなのです。

そこで今回は、何かに対して愛を持つことについて考えてみたいと思います。

 

-こだわりを示す愛-

 

まず、愛には2つあると思っていて、それが「こだわりを示す愛」と「共感を示す愛」です。

この章ではまず、「こだわりを示す愛」についてお話ししたいと思います。

この「こだわりを示す愛」というのはこだわりを示すほど、熱中して取り組めるものがあると人生が豊かになるというものです。

熱中するというと、一つのことだけに長い間夢中になるというイメージがありますが、私はそうでなくても「こだわりを示す愛」は人生を豊かにすると思っています。

なぜなら、”今”熱中していると言い切れるものがあるだけで、人間だからこそ可能な”今”を楽しむことができると思うからです。

また、この「こだわりを示す愛」をもっている人の中でも、単なる”好き”から発展して、自分の熱中している物事の分野に高くアンテナを張っている人がいると思います。彼らは、その分野において何が今既存のものに足りていなくて、何が必要とされているかが見えてきやすいことから、新しいサービスやビジネスを生むことに向いているとも言われています。

以上のように、「こだわりを示す愛」をもっていると人生が豊かになったり、ビジネスにつながる可能性も出てきたりするので、持つように心がけておくとよさそうです。

そして、今、熱中して取り組めるものがない人も、今やっていることに少しだけ「こだわりを示す愛」をもって取り組んでみてください。ビジネスにつながらなくとも、”今”が少しだけ豊かな時間になると思います。

-共感を示す愛-

 

次にもう一つの「共感を示す愛」についてです。

ここの「共感を示す愛」というのは、他者に対して愛情をもち、その人の考えを汲み取ることです。

よく共感は同感と間違えられるのですが、

同感というのは全く同じ意見である、全く同じ考えであると感じることで

共感というのは、「そういう考えもあるのね」と全く同じでなくても、相手の意図を汲み取ろうとすることです。(もう一つ、共感には、「似た経験をしたことがあるからこそ、その人の気持ちがわかる」という意味もありますが、今回は「相手の意図を汲み取ろうとする」という意味で話を進めます。)

この同感と共感の違いが判ればどうして共感を示す愛が必要かわかるでしょうか。

企業という組織・コミュニティに所属すれば、自分とは異なる考え方を持つ人がたくさんいるわけです。そうなると、その意見一つ一つすべて人同感するわけにもいかないですし、

かといって、自分一人の意見に独りよがりになっていても、チームとしてうまくいきません。

かねてより、このブログにて述べていますが、多様性を認める姿勢は相手に共感を示す姿勢だと思っています。

これは「情熱を注ぐ」愛と同様人にしかできないことです。機能面ではなく、感情面のことだと思っています。

これを持っていると、人と人とのコミュニケーションが円滑になります。

社会に出ると、今まで関わってこなかった人とも関わるようになりますが、

どんな人と出会おうとも、その人に対して共感的態度を示すようにすると物事がうまく進められるというわけなのです。

 

-人間らしさを大切にする-

 

前田さんが愛という観点で、技術が進む中で人間らしさを大切にしていますが、

FITSは香りによって豊かなライフスタイルを創りだすという観点で人間らしさを大切にしていると思います。

まず、香りに関してですが、香りというのは、人間が身体を持っているからこそ持ちうる五感の一つ、嗅覚を刺激するものです。

そして、その香りによって創りだす豊かなライフスタイルに関しては、ほんの些細なことで幸せを感じたり、楽しく生きたりすることを指しますが、これらはhow toで誰かに教わることのできるものではありません。

人間が自分の人生を生きていく中で見出していくものだと考えます。

そう考えると、人間らしい嗅覚という五感を刺激するようなものを提供し、人間らしい豊かなライフスタイルを創りだしているFITSもまた、人間らしさを大切にしているといえそうです。

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