不満は案外悪いものではない

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-現状不満足-

 

皆さんは花王株式会社の元会長、後藤卓也氏の「現状不満足(企業)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは後藤氏がかつて花王株式会社の経営を担っていた際に述べた言葉で、

 

今ある現状に満足しないで、もっと改善を重ねてより良い企業にしていこう

 

という意味が込められています。

企業として、今の成功した状態が続くという保証はどこにもないから、成長し続けるためにも、現状に「不満足」であれ、

ということですね。

 

私はこの言葉がFITSの考え方と似ているなと感じました。

ということで、今回はこの「不満(足)」と就職・転職活動の関連性についてお届けします。

 

-不満はチャンスであり、きっかけ-

 

まず、「現状不満足」と似ているFITSの考え方をご紹介します。

それは、

 

「明日も行きたくなる会社」であるために、不満な点があるなら自ら変えていく

 

というものです。

よく、学生の皆さんから、「本当に明日も行きたくなる会社なんですか」と聞かれますが、上記の考え方はそれに対する答えでもあります。

今のままでも「明日も行きたくなる会社」だという人はもちろんいます。

ですが、現状に満足せず、今よりずっと「明日も行きたくなる会社」であるように

会社を自らの手で変えていこうとする人はもっといます。

彼らは不満を「明日も行きたくなる会社」にするためのチャンスだと捉えているのです。

 

また、この考え方があるために、

会社に対して不満が出てきたら、共有する癖がついているように思います。

誰かの不満が共有されることで、

「この作業、自分は多少時間かかっても仕方ないことだと思っていたけど、こういうやり方をすれば時間短縮になるのか」

と自分では気づかなかった視点に気づかされ、自分の知らなった知識を得ることができるからです。

つまり、不満はチャンスでもありますが、気づきという学びのきっかけでもあるのです。

 

このようにFITSでは後藤氏のいう「現状不満足」と同じように

不満をチャンスやきっかけといった価値あるものとして捉えているのです。

 

-案外悪くない-

 

さて、後藤氏の「現状不満足」やFITSでの考え方に共通する考え方、

 

「不満を価値あるものとしてと捉え、自らの手で不満を満足に変えていく」ですが、

 

この「物事を全くの別角度から捉える」力を身につけると、

人生の捉え方は大きく変わってきます。

今ある不満を自分がチャンスとして前向きに捉え、

自らの手で工夫して乗り越える事で、将来の不満が満足に変わるのです。

小さないくつもの不満が少しでも多く満足に変えられれば、

人生という全体で捉えた時にも「案外自分の人生も悪くないな」と思えるのです。

そして、その不満や困難を乗り越えた経験こそが、いわゆるガクチカと呼ばれる

「学生時代に力をいれたことはなんですか」

に対する自分の答えともなり得るのでしょう。

そう考えていくと、就活もネガティブな印象が強いですが、

「物事を全くの別角度から捉える」と、

過去の困難や不満を乗り越えたエピソードを振り返る、あるいは、

乗り越えられなかった原因を探る機会ですから「案外悪くない」ですね。

 

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