就職・転職活動の軸について考える

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―「働く」を突き詰めた先にあるもの―

 

”あなたの就職(転職)活動における軸を教えてください”

面接でよく聞かれる質問の一つですよね。

なぜ、軸がこんなにも大切なのでしょうか。

 

それは軸が「働く」における根源にあたるからです。

「なぜ今ここで私はこの仕事をここにいる人たちとやっているのか」

に対する答えを探っていったときに

「私はこういう考えをもったこの会社で、こういう人たちと共に、こういう仕事をこういう風にしたいから今、この仕事をしているのだ。」

という軸を答えられると、その軸がモチベーションという大きな力となり、自分の仕事にやりがいをもって働くことができるのです。

 

だからこそ、軸は以下の図のような役割を果たします。
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「軸なんていらない、働くことさえできればどんな環境でもやっていけるんだ」

そう思う方もいるかもしれません。

ですが、企業側としてはやはり各人に合った環境で働いていただきたいですから、社員となるであろう人とのマッチングを図りたいものです。

マッチングを図るための基準の一つとして、冒頭で述べたように面接で聞いてくることもありますから、用意しておく必要はあるでしょう。

 

―軸は1つ?変わるもの?―

 

では、軸を決めるにしても1つに絞った方が良いのでしょうか。

軸という言葉を聞くと、1つだけというイメージが強い気がしますが、軸を1つに絞るのはかなり難しいことだと思います。

というのも、ざっくりとした1つの軸では多くの企業に当てはまってしまったり、軸の内容によっては軸が入社前と入社後のギャップを生みかねないからです。

 

例えば、よくみられる軸は就職活動の軸を「人」だけにすることです。

「人」という視点はもちろん大切なのですが、軸を「人」だけにするのはやや危険だなとも思います。なぜなら、実際に一緒に働く人が選考中に出会う社員だとは限らず、思っていた人と違った場合に、ギャップに苦しむことになってしまうからです。

では、「人」という視点以外にほかにどのようなことを軸とするのが良いでしょうか。

その答えとして、「客観的事実」や、「変わりにくいもの」があります。

「客観的事実」というのは、会社の規模や強みとなる事業、特有の技術など、

「変わりにくいもの」とは、企業の理念や文化などを指します。

このような比較的変化するリスクが少ないものを軸に加えておくことで、入社後のギャップを減らすことができるのです。

 

このほかにも考え方として、「会社」「職種」「社員」に分けて軸を持つといいというものなどがありますが、大切なのはどう分類するかよりは異なる種類の軸を3つ程度決めておくということです。

3つ程度としているのは、10個や20個も軸を決めてしまうとその軸を全て網羅している企業というのがなくなる可能性が出てきてしまうからです。

また、企業によっては「軸を3つ教えてください」と聞いてくることもありますので、3つ程度考えておいて、その中でも順位を決めるなどしておくと使い勝手の良い軸ができあがりそうです。

 

また、軸に対しての印象というと「ぶれない方がいい」というのもありますが、これもまた難しいことです。

というのも、人というのは様々な経験を経たり、色々な人と出会う中で、考え方や価値観が変わってくるからです。価値観が変われば、軸も変わるので、時がたつにつれて軸がぶれてきたとしても仕方がないでしょう。

ただ、その際になぜ価値観が変わったのかは明確にしてください。

冒頭でも述べましたが、軸というのは働く上で大切になってくることですから、きちんと納得のいくものにしておく必要があります。なので、

誰かの意見に流されて軸が変わった、ではなく、

誰かの意見を聞いたうえで、自分の経験に落とし込み、そのうえで軸が変わった、

そう語れるくらい納得のいくものになっていると良いと思います。

 

-軸のルーツは生活に隠れている-

 

さて、ここまで軸は働くうえで大切になってくるものだと述べました。

しかし、この軸を決めるにあたって自己分析を進めていくと、軸のルーツは日常生活にあるということに気付くはずです。

それもそのはず、皆さんは、軸という言語化された明確なものになっていなくても、ぼやぁっとした軸を無意識のうちに判断や意思決定の基準としているからです。

だから、軸は軸で決めようとせずに、自己分析を徹底的に行ってください。

「なぜ」を繰り返して深堀をしていってください。

そうすればおのずと軸は見えてくるはずです。軸が見えてくれば、その軸をもとに、就職・転職活動を進めてみてください。

きっとあなたにとってFITS MEな企業に出会えるはずです。

 

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