―もっと楽しく自己分析をしたい―
面接を前にして、もっと自己分析が必要だと感じていませんか。
書面上ではうまくかけていても、面接において自己分析の浅さを隠すことはできません。
とはいっても、私は自己分析をする中で、自分のやりたいことや強み、さらには趣味まで思い浮かばなくなり、非常にネガティブなモードになった経験があるため、自己分析にあまり良い印象がありません。
そこで思ったのです。
就職活動中にネガティブモードになってしまう原因を少しでも減らしたいと。
そんな時、友人から楽しい自己分析の仕方を教わりました。
それが今回ご紹介する「未来の履歴書」です。
履歴書と聞くと、面接等の選考時に提出するためだけのものという印象がありますが、
この「未来の履歴書」は履歴書の新しく面白い使い方でもあります。
面接を前にしてネガティブモードになっている方は是非、参考にしてみてください。
―未来の履歴書―
「未来の履歴書」という自己分析の手法は大きく分けて
- 未来の自分を描く
- 今の自分と比較する
の2つのステップに分かれます。
1.未来の自分を描く
まず、将来自分はこうでありたいという理想像を一枚の履歴書に書いてください。
履歴書には名前、住所、学歴、職歴、趣味・特技、アピールポイントなど様々な項目がありますが、それぞれの項目に将来こうでありたいという具体的な内容を書いてください。
結婚願望のある方は名前の名字のところが変わるかもしれません。
将来こんな場所に住みたいと決まっている方は住所の欄が変わるでしょう。
どんな学校を出て、どんな職業を経験し、休日はどんなことをして過ごしているでしょうか
この履歴書のポイントは字を丁寧に書くことでも、写真を丁寧に貼ることでもありませんから、とにかく最初は楽しく自由に未来の自分を描きましょう。
2.今の自分と比較する
ステップ1だけではただ楽しいだけに留まってしまいますので、今度は、別のもう一枚の履歴書に現在の自分について書いてください。いわゆる履歴書を書いていただければ大丈夫です。
そして、「未来の履歴書」と比較し次のようなことを考えてみてください。
- どの項目がどう変わっているか。
- 理想の自分に近づくためにはどうしたらよさそうか。
以上のようなことを深堀して考えていくことで、自己分析として「未来の履歴書」を活用することができます。
この「未来の履歴書」という自己分析の手法がネガティブモードに陥らないのはステップ1の楽しく未来を描くことから自己分析を始めているからです。
多くの人は今の自分から自己分析を始めて、ネガティブモードに陥ります。ならば、逆の順番で進めてみようというのが「未来の履歴書」です。
-やり方をちょっと変えるだけで、捉え方は大きく変わる-
現在、就職活動には
面接で落とされまくって、メンタルがぼろぼろになってしまったり、
自己分析をした結果自分のマイナスな面ばかりが目立って落ち込んでしまったり
とネガティブな印象がつきものです。
しかし、今回の「未来の履歴書」のようにやり方を少し変えるだけで、物事の捉え方はネガティブな印象から楽しいというポジティブな印象へと大きく変わり得ります。
自分の未来を考えるときに、ネガティブになっていたら、未来までネガティブになってしまいます。
そうならないためにも、少しやり方を変えてみて、ポジティブな未来に変えてみてはいかがでしょうか。

2018年11月管理部アシスタントとして入社。
管理部では採用広報を務める。