こんにちは。フィッツコーポレーション人事インターン生です。
前回のインタビューVol.1に引き続き、今週もフィッツのキーパーソンである小寺毅さんのインタビューをお届けします。
今回は小寺さんに「フィッツの過去・そしてこれから」についてお話しいただきました。
フィッツの具体的な業務内容を知りたい人やキャリアの軸の考え方を知りたい人にもオススメです!
小寺毅さん 株式会社はぐくむ 代表取締役
東京生まれ、旧ソ連、アメリカ育ち。ファミコンもコンビニもなく過ごしたソ連時代。モノに溢れていたアメリカ社会の両極を体験して戻ってきた日本で、何の為に、何を目指して生きるのかを考え始める。大学3年時に、ひとりひとりが可能性にフタをせず実現したい未来へむかって生きられる社会を目指して起業を決意。慶應義塾大学卒業後、フィッツコーポレーションに新卒入社。新規商品企画を経て、はぐくむを創業。
インタビュー担当(以下イ): 今回も前回に引き続き、宜しくお願いします。
小寺(以下小):はい、お願いします。
*入社2カ月で「FITS初の100%オリジナル香水開発リーダー」に
イ:まず初めに、小寺さんはフィッツ時代にどんなお仕事をされていたのですか?
小:当時、僕は商品企画部で働いていました。
当時のフィッツは今と違ってまだオリジナルの商品が少なく、ラッセンなどライセンス(※他企業のもつ商標や製造技術の特許権の使用許可)を使ってオリジナル香水を作ることはあったのですが、ライセンスなしの完全オリジナルはありませんでした。
僕の仕事は、そのフィッツ初の完全オリジナル香水の企画開発でした。
*ひたすらの前進。自力でつかまえた“成功”
イ:そうなんですね。それはとてつもない大役に感じますが、実際はどんな風に進めていったのですか?
小:フィッツにとって前例のない仕事を任命してもらったわけですから、もう既に出来上がった道があるわけではなく、いろんなことを手探りで進めていきました。
香水を創る時の香り、デザイン、サプライヤー、素材、組み合わせ、全部自分たちで探して、考えなきゃいけなくて。全くゼロから立ち上げる無名な商品のわけだからそれだけ難易度も上がりますし。
手探りで進めていった結果、紆余曲折ありましたが、幸いにも良い人たちと出会うことができました。香りにはミッシェル・アルメラック(グッチやダリの香水の調香で有名。当時、世界3大調香師と呼ばれていた)を巻き込みました。
デザインに関しては、初めは元博報堂の佐藤可士和さんにお願いをしにいってみました。しかし、契約の関係でうまくいかずお願いができずストップしました。でも、諦めずに探してみたら、当時BoaやエグザイルのCDジャケットをなかなかユニークなデザインで手掛けている方がいて、その方がシャネルのパンフレットのアートワークもやっていたので、お願いしてみたら幸運にもOKをもらえたわけです。
そんな風に、こういった「誰にお願いするか」というのも全て自分のアンテナをもとに手探りで見つけて、一歩ずつプロジェクトを進めていきました。
イ:大変さが伝わってきます。ちなみにそのプロジェクトは何人チームで進めていったのですか?
小:いえ、チームではないです。企画担当者は僕一人です。しかも、入社して2~3か月しか経っていないピンの1年生の僕一人です。
イ:え、そうなのですか!?
小:はい。昔のフィッツは今とは違って体制がまだ整っていなかったので、企画担当者が1人いて、ピンで働くのが普通でした。僕のいた商品部の企画担当は4〜5人だったのですが、それぞれがいい意味でライバル同士で切磋琢磨しながらやっていました。
そして、そういったプロジェクトの統括が商品部のマネージャーと社長の富樫さんで、僕たちはマネジャーや富樫さんに進捗や企画のご相談をしながら進めていく、そんな体制でした。
*何故フィッツに決めた?―「求めていた環境がそこにあったから」
イ:では、そもそも小寺さんは何故フィッツへの入社を選んだのですか?
小:それは、まさに今まで話してきた「新卒1年生から新規事業を立ち上げられて、関われるような環境」を僕が求めていたからです。それができる環境だと確信できたからフィッツに新卒入社しました。
そもそも、就職活動時代から僕ははぐくむ(現在小寺さんが代表を務める会社)を創業する気持ちでいました。なので、将来独立するために、若い時から自分の実力を試せる環境というのを求めていて、面接でもそういった発言をしていました。僕は大手企業を見ておらず、ベンチャー企業を沢山受けていて、リクルートやワイキューブ(当時就職したいランキング1位にも輝いた人材系企業)を受けてすべて内定を貰っていたのですが、同時に受けていたフィッツにもひかれていました。
と、いうのも当時お話した富樫さんには他の企業の社長とは全く違う懐の広さを感じ、一緒に働かせていただきたい、と考えたためです。
富樫さんに僕の「将来は独立して志を実現したい」という想いを肯定いただけたうえで「うちに来い」とお言葉をいただき、フィッツに決めました。
他にも、富樫さん以外でも当時の幹部社員さん達が若いのにオーラがあったことも強く印象に残っています。
イ:現在もフィッツに入社いただく方の決め手は「人が良かった」という方がとても多いので、共感できます。
*フィッツ(商社×メーカー)→はぐくむ(教育)起業。小寺さんの実現したい未来とは?
イ:それでは、最後の質問となります。フィッツの経験を経て教育会社の起業。「業界」で見るとそのキャリアに繋がりが見えないのですが、小寺さんはそのキャリアの裏にどんな想いがあるのですか?
小:仰る通り、「業界」の観点から見ればまるで共通点がないように思えますが、「理念」の観点から言えば繋がっています。
僕は富樫社長が創業期からずっと仰っている「明日も行きたくなる会社を作る」という想いに強く共感していて、僕自身もそれを本気で世界中に実現したいと考えています。
具体的に言えば、働く人たちが働くことに嫌々ではなく、その中に生きる喜びを感じられる世界というのを体現するために生きてほしい。そしてそんな世界の実現に向かって僕は進んでいきたいのです。
その軸で考えればキャリアは繋がっていて、はぐくむでも「自分は何者でどんな風に生きていきたいのか。そして、自分は何者で、どんな未来を実現したいのか?」という想いに真剣に向き合う機会を想像する事業を多く展開しています。
イ:そうなのですね。納得しました。小寺さん、ありがとうございます。
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いかがでしたか?
今のフィッツを知っている人、まだ知らない人にも刺激的な内容だったのではと思います。
来週はフィッツの内定者インタビューVol.2を更新しますのでお楽しみに。
それではまた来週!
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